【徹底解説】出産経験がある人(経産婦)の月経カップの選び方 帝王切開と膣分娩の違いは?【マニア妖子】

こんばんは、妖子です。


出産経験がある人は、何に注意して月経カップを選べば良いの?


そんな疑問にお答えするのが本日の記事です!


私の元に寄せられる相談には、「子育て中の生理をなんとかしたい!」という内容がなかなか多いです。


妊娠中・授乳中には生理がないため、再開した時に絶望し、生理の煩わしさからの解放を切実に願う人もいれば、


乳幼児や幼い子供をお風呂に入れる時のお助けアイテムとして検討している人もいます。


そんな人達にとって、今日の記事が少しでもお役に立ちますように!


それでは、元気にいこう!!


文献を参考にまとめていますが、間違いなどお気づきの点がございましたら、ご連絡ください。
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経産婦さん × 月経カップ

  1. 気を付けるべき点
  2. 帝王切開と膣分娩
  3. とは言っても、体は人それぞれ
  4. 出産後はいつから月経カップを使える?
  5. 出産前の月経カップは使える?
  6. 経産婦さんにおすすめの月経カップ
  7. まとめ

気を付けるべき点




私が提唱している月経カップの選び方は、重要度順に検証する方法消去法を組み合わせたやり方です。


詳しくは別記事で確認頂くとして、選び方の原則は、経産婦さんの場合もほぼ変わりません。


ただし、注意しないといけないのは直径で、直径45mm前後を推奨しています。


直径_月経カップ情報サイトCupsWithYou


ですので、月経カップを選ぶ時は、直径43mm以下のカップを候補から外す作業を一番はじめに行うのが良いと思います。


ちなみに、ブランドによっては、


膣分娩と帝王切開を分けて考えていますが、私は区別していません。


その理由は次の項目でお話しましょう。

帝王切開と膣分娩

一般的に帝王切開と膣分娩をわけて考える理由は、


「骨盤底筋へのダメージ度合が違うから」です。


月経カップの直径は、骨盤底筋の状態によって決定します。


骨盤底筋__月経カップ情報サイトCupsWithYou


骨盤底筋の状態には、年齢、体型、姿勢、スポーツ歴など様々な要素が関わってきますが、


骨盤底筋へのダメージが最も大きいイベントのひとつが


「出産」です。


そして、赤ちゃんが膣を通って生まれてくる時は、骨盤が開き、骨盤底筋は通常時の2~3倍伸びた状態となります。これが骨盤底筋の損傷につながることがあるため、膣分娩の方が骨盤底筋へのダメージが大きい理由です。


ただ、ここで、とても大事なポイントがあります。


帝王切開の場合、骨盤底筋は無傷なのでしょうか?



とんでもありません!!



妊娠をすると数週間で、リラキシンというホルモンが出始めます。


このホルモンは、骨盤の骨と骨をつなぐ『じん帯』を、時間をかけて少ぉぉしずつ緩めていきます。出産当日に「どんっ!」と緩むわけではなく、徐々に準備をしているんですね。


じん帯がゆるんでいく分、頑張らないといけないのは、骨盤底筋です。


今までなら、膀胱や直腸などの内臓を、じん帯も一緒に支えてくれたわけですが、そのじん帯が支えていた分の重みが一気に骨盤底筋にのしかかります。


それだけではありません。


そうです、胎児の重さがそこに乗っかってくるわけです!


しかも、最終的にはMAX約3,000グラム・・・。


普段全く使わない二の腕で、普段全くやらない腕立て伏せを20回やったら、次の日どうなりますか?


あぁ・・・考えたくないですよね、腕があがらない程の筋肉痛・・・・。


骨盤底筋に筋肉痛があるかは別にして、そのように考えると、ダメージ具合を想像するのは難しくありません。


つまり、


10カ月妊娠をしているだけで、
骨盤底筋には相当な負荷がかかっている
んです。


出産を終えると、リラキシンは徐々に分泌されなくなり、ゆるんだじん帯や痛んだ筋肉は元に戻っていきます。


しかし、戻り方は人それぞれですし、元に戻ったとしても、骨盤底筋が以前と同じ筋力を維持できる保証はありません


私が膣分娩と帝王切開をわけて考えない理由は、


妊娠中のプロセスも視野に入れているからです。


ここからは余談ですが、帝王切開と言っても「予定帝王切開」と「緊急帝王切開」があり、同じ膣分娩でも「安産」と「難産」があります。


同じ出産方法でも、プロセスや出産にかかった時間が異なれば、骨盤底筋への負荷は異なるはずです。


なので、月経カップの直径選びに出産方法を考慮するなら、お産の詳しいことまでヒアリングする必要があり、さらに、妊婦の体型やライフスタイルなども絡んできます。


すべてを聞き出せる状況であれば良いのですが、現実的ではないと感じるため、


「大きい直径を選ぶのが無難」と考えている次第です。

とは言っても、体は人それぞれ

さんざん「直径45mm前後のカップが良いですよ」と言って来ましたが、経産婦さんでも、小さめのカップで快適に過ごしている人はたくさんいます


特に、毎日ピラティスを数時間やっている人や、ほぼ毎日乗馬をしているなど、


骨盤底筋に関わるスポーツであれば、なおさら、直径は小さくても使える可能性があります。


「小さい直径でも使える」基準を設定するのは、とても難しいのですが、参考までに書くと、


今まで、500件以上の月経カップ選びのお手伝いをしてきて、経産婦さんに小さい直径のカップをわざわざオススメしたことは一度もありません。


週1でジムに行っている、
毎日30分のウォーキングをしている、
寝る前と起床直後に10分の膣トレをしている。


だいたいこのような人が多いので、「小さくても使えるかもしれないなぁ」と一瞬頭をよぎっても、大きめの直径をおすすめするようにしています。


膣は小さいものに合わせて縮むことは出来ませんが、多少大きいものであれば、伸びて順応してくれるからです。


「大は小をかねる」という考え方、是非覚えておいて頂きたいです!


そして、小さいサイズに挑戦するのは、2個目以降のカップをオススメします。

出産後はいつから月経カップを使える?

タンポンと同じ考え方でOKのようです。


だいたい産後2カ月は、タンポンや月経カップは使わないようにしましょう。


要注意なのは、悪露がある時。


タンポンや月経カップを使いたくなりますが、産後は免疫力低下や体力低下が著しいため、普段なら痛くも痒くもない、少しの菌でも体が負けてしまうことがあります。


安全第一!回復第一!


タンポンの使用開始や、SEX開始のタイミングは、担当医に聞くのが確実です。



月経カップは知らない医師もいるので、タンポンに置き換えて質問してみてください。

出産前の月経カップは使える?

出産前に月経カップを使っていた人は、新しく買い換える必要はありません。


まずは、試してみましょう。


先にも述べたように、体は人それぞれです。


買い換える必要がある人もいますが、以前のカップを使える人もたくさんいます。


また、最初の数サイクルに違和感があったものの、後から慣れてくるというケースもあります。


出産後のカップ利用の再開は、以前から使っていたカップだとしても、


人生ではじめてカップに挑戦するつもりで臨みましょう


初心に返って、まずは3カ月トライ!

経産婦さんにおすすめの月経カップ

この項目では、オススメのカップを紹介します!


産後にカップを購入する前提ですので、「直径」重視です。


直径が大きくなると、比例してカップの高さも高くなるで、最終的に自分に合うかどうかは、


子宮口の高さをしっかり測ってから決定してくださいね!


おすすめNo1 エヴァカップ2(L)

月経カップ_エヴァカップパッケージ




初心者さんも含め、すべての経産婦さんにオススメしやすいのがこちらのカップ。


肉厚で安定感があり、見かけのわりに容量もあるので、「経血量多めだけど、はじめは使いやすいのが良い」という人の強い味方になってくれるでしょう。


大容量ならこれ スーパージェニー2(L)

月経カップ_スーパージェニーパッケージ




「とにかく、大容量が良い!」


という人にオススメしたいのはこちら。


日本市場では、最大の容量を誇るカップです。


シンプルで長め ディーバカップ2(L)

月経カップ_ディーバカップモデル0




カップ本体が長めであるため、ハイサベさんの密閉解除がやりやすいカップ。


着色をしていないカップなので、安全性に敏感な人にもオススメ。


選択肢が豊富 メルーナ L / XL

月経カップ_メルーナカラー




「色でテンションあげたい!選択肢多い方が良い!」という人におすすめ。


シリコーンではなく、TPEという素材で製造されています。


メルーナは多少相性が出やすいので、「より確実なアイテムが良い」のであれば、シリコーン製をオススメします。



まとめ


直径は45mm前後で、子宮口の高さに合ったカップを選ぶ!



子育て中の生理は苦労の連続。


工夫を取り入れて、少しでも快適に過ごせるように願っています!