失敗しない月経カップの選び方① 5つのポイントをおさえよう!【マニアの妖子】
こんばんは、妖子です。
本日は「月経カップを買う前にチェックすべき5つの項目」と題しまして、重要度が高い順からご紹介します。
月経カップユーザー歴2年の妖子が、2個目の月経カップを買うために、全力でサーチした結果のおすそわけです!
快適な生理ライフを目指して!いざ、まいらん!
元ネタはこちら!
本日は「月経カップを買う前にチェックすべき5つの項目」と題しまして、重要度が高い順からご紹介します。
月経カップユーザー歴2年の妖子が、2個目の月経カップを買うために、全力でサーチした結果のおすそわけです!
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長さ
月経カップを選ぶのに最も重要なのは、長さです。
膣も人間の個性と同じで、1,000人いれば、1,000通りあります。たとえば、身長が大きいからと言って、膣も長いかと言えば、100%そうではないのです。
ここで言う「長さ」とは、カップの本体の縦の長さと、膣の入り口から子宮頚部(子宮口)の入り口までの長さのことです。

上の図2で膣の長さ(子宮口の高さ)が5.5cmの場合、図1の長さが5.5cm未満であれば、図1のカップを使うことが出来ます。
自分の長さに合った月経カップを選ばないと、奥に入りすぎてしまったり、体の外に出てきたり、正確に装着出来ず、トラブルになります。
この膣の長さ(子宮口の高さ)の測り方は、別の記事でお伝えします。
多少大きいカップであっても、膣内は柔軟なので伸びます(ただし、大きすぎると痛い)。ですが、小さいカップに合わせて縮むことはできません。
つまり、膣の収縮能力を超えた小さいサイズは合わない、ということであり、同時に、「直径」というよりは「膣周りの筋肉の強さ」と考えるとわかりやすくなります。
そして、「膣周りの筋肉」の中で最も重要視されるのは、「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉です。
実は、比較要素の中で、最も厄介なのが、この「直径」の項目だと妖子は感じています。
なぜかと言うと、確実に正しく測る術がないからです。
各ブランドのウェブサイトを見ると、カップを選ぶ際の基準として、出産経験や、年齢などが記載されていますよね?
出産が原因で性器周りのコンディションが変化するのは、なんとなく理解できます。
でも、体というのは、出産の有無に関わらず、日々少しずつ変化をしており(あえて『老化』とは言わないぞ!)、一般的なターニングポイントの一つが30歳と言われているのです。
繰り返しになりますが、体は十人十色。出産経験や、年齢などはあくまでも目安にしかならず、例外の人もいっぱいいます。
出産経験があっても、ヨガやピラティスなど、ボディメイクをしている人は骨盤底筋が強いかもしれず、30歳未満であっても、くしゃみやジャンプで尿漏れがある人は骨盤底筋が弱いとなります。
ここで、直径に関して、簡単にまとめておきます。
ちなみに、「スーパープラスのタンポンを使っているからといって、直径の大きい月経カップを選ぶのは、間違いです。
タンポンの太さと、月経カップの直径は関係ありませんのでご注意ください。
柔らかすぎると、中でうまく開かず、固すぎると、痛みや不快感の原因になります。
この「固さ」にも、先ほどの骨盤底筋が関わって来ますが、直径ほど神経質になる必要はなく、一般的な固さを選ぶようにすれば問題ないでしょう。
こちらの一覧表にて、固さの数値が2~4のアイテムがオススメです。
「固さ」も、実は奥が深いのですが、別の機会にお話するとします。
意外に思われるかもしれませんが、容量はカップを選ぶ時の重要な要素ではありません。経血量が平均より多い人(月経過多)でも例外ではないんですよ!
月経カップの容量がご自身の経血量にピッタリでも、そもそものカップと膣のサイズが合わなければ意味がないからです。
形やサイズを優先させた結果、希望よりもカップの容量が少ない時は、取り換える頻度を少し多くすることで対応します。もちろん最善の方法とは呼べませんが、形が合わずに漏れたり、不快な思いをするよりずっと賢明です。
ちなみに「自分の容量がよくわからない!」という人は多いと思うので、参考画像置いておきます。
※緑が一般的なカップと普通の日用、ピンクが容量最大級カップと多い日用。
こちらの表で特徴をご確認ください!

それと、色で悩む人も多いと思いますので、オマケとして追記しておきます。
着色が気になる人は白や淡い色はオススメしません。かと言って、黒のような、血の状態が確認できない濃い色も避けたいところ。
経血は健康を示すひとつのバロメーター。血の状態をしっかり観察できて、なおかつ、着色が気にならない色をオススメします。
ちなみに着色は、きちんと掃除をしていれば、衛生上はなんの問題もありません。
最後になりますが、今回の動画および記事を作成するにあたり、90%の情報をここからもらった!という素晴らしい情報源が存在します。
・月経カップ情報サイト「Put A Cup In It」
・月経カップ情報サイト「MenstrualCupreviews.net」
「誰でも月経カップのプロになれるのではないか?」と思えるくらい、質の高い情報が詰まっています。
別の記事では、以上の情報を生かして、実際にどのように私がカップを選んだか、をお話ししています。ぜひご参照ください!
それでは!
膣も人間の個性と同じで、1,000人いれば、1,000通りあります。たとえば、身長が大きいからと言って、膣も長いかと言えば、100%そうではないのです。
ここで言う「長さ」とは、カップの本体の縦の長さと、膣の入り口から子宮頚部(子宮口)の入り口までの長さのことです。

上の図2で膣の長さ(子宮口の高さ)が5.5cmの場合、図1の長さが5.5cm未満であれば、図1のカップを使うことが出来ます。
自分の長さに合った月経カップを選ばないと、奥に入りすぎてしまったり、体の外に出てきたり、正確に装着出来ず、トラブルになります。
この膣の長さ(子宮口の高さ)の測り方は、別の記事でお伝えします。
★ポイント★
ステムの先、もしくはカップのお尻は、膣の入口から1cmくらいのところにあるのが理想。
あくまで目安であり、ステムは切れるというのがポイント。
例)子宮口の高さ70mmであれば、カップ全長の長さは60mmが理想。
ステムの先、もしくはカップのお尻は、膣の入口から1cmくらいのところにあるのが理想。
あくまで目安であり、ステムは切れるというのがポイント。
例)子宮口の高さ70mmであれば、カップ全長の長さは60mmが理想。
直径
「長さ」と同じくらい大事なのは「直径」です。多少大きいカップであっても、膣内は柔軟なので伸びます(ただし、大きすぎると痛い)。ですが、小さいカップに合わせて縮むことはできません。
つまり、膣の収縮能力を超えた小さいサイズは合わない、ということであり、同時に、「直径」というよりは「膣周りの筋肉の強さ」と考えるとわかりやすくなります。
そして、「膣周りの筋肉」の中で最も重要視されるのは、「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉です。

実は、比較要素の中で、最も厄介なのが、この「直径」の項目だと妖子は感じています。
なぜかと言うと、確実に正しく測る術がないからです。
各ブランドのウェブサイトを見ると、カップを選ぶ際の基準として、出産経験や、年齢などが記載されていますよね?
出産が原因で性器周りのコンディションが変化するのは、なんとなく理解できます。
でも、体というのは、出産の有無に関わらず、日々少しずつ変化をしており(あえて『老化』とは言わないぞ!)、一般的なターニングポイントの一つが30歳と言われているのです。
繰り返しになりますが、体は十人十色。出産経験や、年齢などはあくまでも目安にしかならず、例外の人もいっぱいいます。
出産経験があっても、ヨガやピラティスなど、ボディメイクをしている人は骨盤底筋が強いかもしれず、30歳未満であっても、くしゃみやジャンプで尿漏れがある人は骨盤底筋が弱いとなります。
ここで、直径に関して、簡単にまとめておきます。
★10代/骨盤底筋強め・・・直径40mm前後
★経産婦/尿漏れ/骨盤底筋弱め・・・直径45mm
★そのほか・・・直径43mm前後
★経産婦/尿漏れ/骨盤底筋弱め・・・直径45mm
★そのほか・・・直径43mm前後
ちなみに、「スーパープラスのタンポンを使っているからといって、直径の大きい月経カップを選ぶのは、間違いです。
タンポンの太さと、月経カップの直径は関係ありませんのでご注意ください。
固さ
特に、月経カップ初心者さんにとって、重要になってくるのが「固さ」です。柔らかすぎると、中でうまく開かず、固すぎると、痛みや不快感の原因になります。
この「固さ」にも、先ほどの骨盤底筋が関わって来ますが、直径ほど神経質になる必要はなく、一般的な固さを選ぶようにすれば問題ないでしょう。
こちらの一覧表にて、固さの数値が2~4のアイテムがオススメです。
「固さ」も、実は奥が深いのですが、別の機会にお話するとします。
容量
残りの2つの項目は、そこまで神経質になる必要はありません。意外に思われるかもしれませんが、容量はカップを選ぶ時の重要な要素ではありません。経血量が平均より多い人(月経過多)でも例外ではないんですよ!
月経カップの容量がご自身の経血量にピッタリでも、そもそものカップと膣のサイズが合わなければ意味がないからです。
形やサイズを優先させた結果、希望よりもカップの容量が少ない時は、取り換える頻度を少し多くすることで対応します。もちろん最善の方法とは呼べませんが、形が合わずに漏れたり、不快な思いをするよりずっと賢明です。
ちなみに「自分の容量がよくわからない!」という人は多いと思うので、参考画像置いておきます。

※緑が一般的なカップと普通の日用、ピンクが容量最大級カップと多い日用。
素材
月経カップの素材は、主に2種類あり、シリコーンとTPE(熱可塑性エラストマー)と呼ばれる素材です。こちらの表で特徴をご確認ください!

おまけ+まとめ
月経カップを選ぶ時の要素は、重要な順に並べるとこんな感じです。
★月経カップの優先順位★
長さ > 直径>>>>>固さ>>>容量>素材
長さ > 直径>>>>>固さ>>>容量>素材
それと、色で悩む人も多いと思いますので、オマケとして追記しておきます。
着色が気になる人は白や淡い色はオススメしません。かと言って、黒のような、血の状態が確認できない濃い色も避けたいところ。
経血は健康を示すひとつのバロメーター。血の状態をしっかり観察できて、なおかつ、着色が気にならない色をオススメします。
ちなみに着色は、きちんと掃除をしていれば、衛生上はなんの問題もありません。
最後になりますが、今回の動画および記事を作成するにあたり、90%の情報をここからもらった!という素晴らしい情報源が存在します。
・月経カップ情報サイト「Put A Cup In It」
・月経カップ情報サイト「MenstrualCupreviews.net」
「誰でも月経カップのプロになれるのではないか?」と思えるくらい、質の高い情報が詰まっています。
別の記事では、以上の情報を生かして、実際にどのように私がカップを選んだか、をお話ししています。ぜひご参照ください!
それでは!
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