【これで完璧】月経カップのお手入れ!石鹸はどれ使う?着色や臭いの対策は?

こんばんは、妖子です!

今日は月経カップのお手入れについて、あれこれ書いていきます。ブランドのウェブサイトに書いてある基本事項から、なかなかお目にかからないマニアックなネタまで詰め込みます!!

皆さんの月経カップライフにお役立て頂ければ幸いです。

元ネタはこちら!!!




月経カップのお手入れパーフェクトガイド!

  1. 月経カップ購入前に準備するアイテム
  2. 基本的なお手入れ方法
  3. オススメ石鹸とNG石鹸
  4. 消毒の種類(鍋/レンジ/ミルトン)
  5. 石鹸洗浄と煮沸洗浄が必要なのはなぜ?
  6. 着色が目立ってきた!
  7. 臭いが気になる!
  8. カップの捨て時はいつ?
  9. まとめ

1,購入前に準備するアイテム

下調べをしていると、「初心者さん向けお手入れセット」とか「月経カップ専用ソープ」とかオプションアイテムを目にすることありますよね?

ハッキリ申し上げておきます。


いずれも必要ありません!


月経カップメーカーは、慈善事業ではなくビジネスです。利益をあげるのが使命なわけですから、月経カップと併売することで利益をあげられるなら販売するのは当然です。

でも、ユーザー目線からすると、そうしたオプションアイテムで、必ず必要な物は少ないです。

ということで、妖子独自視点!月経カップデビュー前の皆さんが用意すべきアイテムをリストアップしておきます。

★用意すべきアイテム★
【共通】
石鹸/ソープ
※種類は後述。

【レンジで煮沸消毒の方】
・マグカップ

【鍋&コンロで煮沸消毒の方】
・鍋
・箸

【ミルトン消毒の方】
・マグカップ
・ミルトン

【潤滑剤】
手入れには関係ないし、必須ではありませんが、1本あると便利です。容量が多いとなかなか減らないので、使い切り商品も視野に入れてみてください。

潤滑剤の注意点はこちら(私のYouTubeに飛びます)。

マグカップや鍋、箸などは、抵抗なければ、普段使いのものを利用しても全く問題ありません。でも大抵の方は、使い分けたいと思うので、ここは庶民の味方100円均一をフル活用しましょう!!

私は、Daisoの100円の鍋、100円の箸、100円のザルを活用しています。んまぁ~やっちいですが、月に1、2回しか使わないので十分です。

専用お手入れ用品の購入を考えているなら、月経カップそのものを使いこなしてからでも全く遅くないです。

張り切って月経カップと一緒にいろいろ買い揃えても、万が一、月経カップと相性が合わなかった場合無駄になってしまいます。

まずは、自分に合うサイズの月経カップを選ぶことに全力投球しましょう!

2,基本的なお手入れ方法

これに関しては、メーカーで言っていることがバラバラで、ユーザーからすると「統一してくれ!!」となります。

ここに書いてある内容は、「妖子の独断で無難な落としどころを決めた」感じです。「やりすぎるのもNG、やりすぎないのもNG」と言った感じ。

一番は、お使いのブランドの説明書に従うことです。なので、必ず説明書には目を通すようにしましょうね。

では、はじめによくある勘違いを訂正しておきます。

★お手入れよくある勘違い★
  • 煮沸消毒は、生理期間中一度で十分
    → 取り外す度に必要な作業ではありません。

  • 煮沸するからと言って、石鹸洗浄をスキップするのはやめましょう。
    → 理由は後述

  • 経血は冷水で流す
    → 経血に含まれるタンパク質はお湯で固まるため、着色や臭いの原因に。

そして、一般的なお手入れサイクルはこんな感じです。

★一般的なお手入れルーティン★
  1. 生理開始。に合わせて、月経カップも使用開始。気になる方は石鹸で洗ってから。
  2. 1日(24時間)に1度は必ず石鹸で洗い、よく濯(すす)ぐ。
  3. 生理最終日。生理が終わったら、石鹸洗浄をして、煮沸消毒。
  4. タオルで拭き、よく乾かし、風通しが良いところで次の生理まで保管。

ステップ毎に解説します。

①前回の生理の直後に煮沸消毒をしている前提ですので、ここでは煮沸消毒はしていません。

ほとんどの月経カップには、巾着ポーチが付属しているので、その中に入れて保管しておけば、カップを清潔に保てるはず。使う時は、巾着ポーチから取り出して、少し水で濯いで使用すればOK♪

また、商品を購入して初めて使う際は、念のため石鹸で洗ってから、煮沸消毒をしておきましょう。

②外出先で交換する際は、ウェットティッシュで拭いたり、水でサッと洗い流したり、気にならなければ特に何もせず、そのまま再装着で問題ありません。

その代わり、お風呂に入った時に、石鹸を使ってキレイにあらい、キレイに濯いでください。1日の汚れをリセットするつもりで。

ポイントは「これでもか!」というくらいよ~~く濯ぐこと!

また忘れがちな空気穴の洗浄も行いましょう。

カップに水を入れる→手で蓋をする→ひっくり返す→カップを潰して空気穴から水をぴゅぴゅっと出す(詳しくは上の動画をご覧ください)。

空気穴の汚れが目立ってきた&落ちない時は、糸を通してこきこき(?)します。歯間ブラシのサイズ感もちょうど良いそうですよ。

③生理が終わったら、②と同じように石鹸で洗浄し、鍋/レンジ/ミルトンのいずれかを使用して、消毒をしましょう。

この時、石鹸で洗うことを怠ると、付着していた経血が固まり、着色や臭いの原因になりますので、煮沸の前もしっかり石鹸で経血を洗い落してください

④保管前の乾燥時は、かる~くタオルドライするのがオススメです。気にならなければ良いのですが、水滴がついたまま乾燥させると、水滴の痕がなかなかハッキリ残ります。

watermark_月経カップ情報サイトCupsWithYou

そして、完全に乾いたら、付属の巾着ポーチに入れて、風通しが良いところに保管しましょう。

3,オススメ石鹸とNG石鹸

ポイントになるのは、「膣にもやさしいか、カップにもやさしいか」という点です。

健康な膣内は酸性で、数値でいうとpH4前後です。つまり、「膣にもやさしい」というのは、別の言い方をすると、「phバランスをくずすような刺激を与えないようにしましょう」ということですね。

そして、月経カップはシリコーン/TPEという素材で出来ているため、特に化学物質とは相性があります。少しでもカップを長持ちさせたければ、その辺りも知識として知っておく必要があるということです。

えっ化学・・・?拒否反応を示している方、大丈夫。難しいことは何もありません。何を隠そうマニアである私がおおざっぱ代表で、細かいところを気にしたくないタイプ。ポイントだけ押さえていきましょう!

とは言っても、マニアブログですから、丁寧に順を追って見ていきます。

とりあえず、月経カップにベストと言われている石鹸/ソープの条件は以下になります。

★月経カップにベストな石鹸/ソープ★
  • 低刺激(弱酸性)
  • 無香料
  • 水溶性(オイルフリー)

ここでは「石鹸 → 固形石鹸」、「ソープ → 液状ソープ」と区別します(というか、これ常識?)。そして、当記事の中で「石鹸」と出てきたら、この2つのことを指している場合もあります。

そもそも石鹸の原料は「油」。配合の違いはあれど、石鹸である以上、純然たるオイルフリーはありえないということですね。

では、ソープはどうか。

無添加や無香料はたっくさんありますが、オイルフリーになると、途端に商品数が少なくなります。その中からいくつか、ご紹介します。

ディーバウォッシュを買うならこちら!

divawash_月経カップ情報サイトCupsWithYou



↑月経カップブランド「ディーバカップ」がオリジナルで販売している専用ソープです。グレープフルーツのサッパリとした素敵な香りがするため、ファンも多い商品です。
ジェル状で少々使いにくく、泡立ちも良くないですが、「天然素材しか使っていない」というのがよくわかるアイテムです。



アルジャンソープを買うならこちら!

arujyan_月経カップ情報サイトCupsWithYou




高い・・・・

申し訳ありません。私のモットーとして、月経カップ本体以外にお金をかけたくないんです。もちろん、月経カップだけに使うのであれば、一度買ってしまえば、数年持つでしょう。

ただ、石鹸や他のソープを使えば、数年使っても数百円です。

私は月経カップキャリア5年目で、使い始めた時から、ずっと「無添加/無香料石鹸」一筋です。

カップデビュー当時は、月経カップと相性が悪い石鹸があるなんぞ、夢にも思わなかったので、とりあえず使っていた無添加石鹸をずっと使い続けている感じです。

なので、私と同じで「お金をかけたくない!」という方は、「無添加/香無料」「弱酸性」だけでも気にしてみたらいかがでしょうか?

ちなみに、私は、弱酸性すら気にしてません笑。

がっつりアルカリ性ですが、今のところ、膣も月経カップもノーダメージです(少なくとも体感は)。

私が使用しているのは、泡のハンドソープ(大容量詰め替え用)です。

ミヨシ無添加ソープを買うならこちら!




月経カップと他の用途で分けるの面倒くさいし、ひとつで全身イケて、風呂場/洗面所/キッチン全域で使えるこちらの泡ソープは、本当に助かっています。

膣周りが繊細で、膣炎やカンジダになりやすい方は、お気に入りの石鹸があるかもしれません。その場合は、月経カップに使える成分であれば、その商品を継続して使うのが良いと思います。

ということで、ここから先は、月経カップに使ってはいけないNGアイテムをご紹介します。

★月経カップにNGな石鹸/ソープ★
  • オイルベース石鹸
  • 香料付き石鹸
  • 抗菌石鹸
  • 食器用洗剤

「抗菌」は聞こえは良いですが、その分刺激の強い成分が入っていることがありますので、避けた方が無難。

香り付きを避ける理由を明確に記載しているサイトに今のところで出会っていないですが、「環境ホルモン」なども影響すると、妖子は考えています。柔軟剤で健康被害が出ている話は有名かもしれませんが、それと同じようなことです。

このトピックは月経カップに限りませんが、香り付きを使っている方は、とにかくよく濯いでくださいね。

また、「柔軟剤で健康被害?」と初耳だった方は、「合成香料 危険」などと検索すると山ほど出てきますので、これを気に調べてみてください。

保湿を目的として、必要以上のオイルが配合されている石鹸/ソープがありますが、これも避けましょう。「油」は月経カップにとって天敵です!

長々と書いてきましたが、最後に絶対に守って欲しいことがあります。それは、石鹸で洗ったら、ものすごく丁寧に濯ぐということ!!!!!

個人的に、石鹸の種類よりも、こちらの方が1,000倍大事です。石鹸をキレイに落とせていないと、かぶれてかゆくなったり、膣内に不調が出て来たりするからです。

かゆみにまつわる私の体験談は別記事をどうぞ。

月経カップを使ったら、「おりものが増えた」とか「臭いがきつくなった」という方がいますが、石鹸のすすぎ忘れを一番に疑ってみてください。その次に、お使いの石鹸との相性です。

さぁ、そんなわけで、「難しいことは何もない!」と豪語したわりに、細かい説明が多くなってしまいましたので、この項目におけるまとめを行います!

「で、結局どれ使えば良いの?」「何が言いたいの?」という方は、こちらで頭を整理してください!


★月経カップにベストな石鹸/ソープ
・低刺激(弱酸性)
・無香料
・水溶性(オイルフリー)

★お金かけたくない場合
・香り付きは避ける
・過剰なオイル/刺激的な成分が配合されているものは避ける
・自分さえ良ければ、わりとテキトーでOK。ただしよく濯ぐ!

★膣が繊細な方
・相性の良いアイテムを月経カップにも使う

★月経カップの天敵は「油」

4,消毒の種類(鍋/レンジ/ミルトン)

次は消毒について見ていきましょう。方法は、各ブランドの説明書に従って頂くとして、ここでは注意事項をお伝えします。

★鍋での煮沸消毒
よくある失敗談として、「火にかけてることを忘れる → お湯が蒸発 → 空焚き → 月経カップ溶ける → ゴミ箱」です。

この悲劇を防ぐためにもタイマーは心強いです。私は、100円均一のタイマーを利用しています。というか、料理の時に使うタイマーをそのまま利用しています。

鍋で溶けてしまったカップの見た目は悲惨です(笑)

いや、笑えないんだけど、「もう笑うしかないよね!」ってくらい、スプラッタ映画さながらで、月経カップ愛好家達の目に触れる前には、閲覧注意のマークが欲しいくらい。

自分の我が子(カップ)が同じ状態になったことを想像すると、「あ”ぁ”ぁ”!こんな状態になってしまうなんて!」と目を覆いたくなります。

海外の情報交換掲示板などで、たまに写真が載っていますので、興味がある方は気長に探してみてください笑。

また、鍋の底にカップが直に触れるのも避けましょう。ザルや泡だて器が便利です。(泡だて器の中にカップを入れて煮沸。そのまま泡だて器をぶら下げて乾燥させることも出来ます♪)

★レンジでの煮沸消毒
レンジはマグカップに水とカップを入れて、ボタンを押せば、すべてが完了するので、とても楽なのですが、「レンジ内大洪水の変」には注意が必要です。

説明書に記載の水量を入れてしまうと、レンジの中がびしょびしょになってしまうので、ちょいと工夫してみます。

★レンジびちゃびちゃ回避のやり方★
  1. 水をマグカップの半分まで入れる
  2. 月経カップのリムを上にして入れる。この時月経カップの中にも水を入れておく。
  3. ラップや蓋をする。蒸気を逃がすための、隙間や穴は必須です!
  4. 説明書記載の時間に設定。※TPEは熱に弱いため、時間遵守。
これで「びちゃびちゃ」は回避できると思いますが、蒸気でレンジ内が多少濡れるのは仕方ないです。

なので、レンジを共有していたり、「食べ物温めるところにはちょっと・・・」と感じたりする方は他の消毒方法を検討しましょう。
上の動画内で実際に検証してますので、よろしければご覧ください。

★ミルトンでお手軽消毒
メルーナが出しているミルトンを使うのが確実です。

「哺乳瓶を消毒していた時のミルトンが余っているので使って良いですか?」という質問もありますが、成分によりますので、注意が必要です。

・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム
 →月経カップに使えます
・次亜塩素酸ナトリウム
 →月経カップには使えません。

残念ながら、哺乳瓶用のミルトンは後者が多いらしいので、必ずチェックするようにしてください。

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注意事項として、化学の力に頼るのは、多少なりともカップへのダメージは避けられないと考えましょう

実際、毎回の消毒をミルトンに頼ったからといって、どれくらい寿命が縮むかはわかりません。1日かもしれないし、1カ月かもしれないし、1年かもしれない。

わからないからこそ、私のように「カップの寿命を一日でも伸ばしたい方」は、漬け置きしすぎないなどの配慮は忘れないようにしてください。

それと、手入れで多いお悩みが「家族と同居系」です。

私がもしコンロもレンジも自由に使えず、ミルトンの使用にも抵抗があるとしたら、以下で対応します。

沸騰したお湯を、温めたマグカップに月経カップと一緒に入れて、蓋をする。これを3回くらい繰り返す
もちろん完璧な方法ではないですが、熱湯消毒と煮沸消毒の中間の感覚でしょうか。

5,石鹸洗浄と煮沸洗浄が必要なのはなぜ?

「説明書に書いてあるから、とりあえずやる!」でも良いのですが、いつなん時も「なぜ?」を知っていると、いざという時は、自分で考えて行動できます。

★石鹸洗浄と煮沸洗浄の必要性
  • 石鹸
    →汚れや血液など主に目に見える汚れを落とす
  • 煮沸
    →石鹸では落としきれなかった細菌やウイルスを死滅させる

それぞれ役割が違うということはしっかり押さえておきましょう。そして、しつこいですが、煮沸消毒の前には、石鹸で目に見える汚れをしっかり落とすのが大切になります。

ここからは余談であり、私の推測もふんだんに入ってきますが、少々お付き合いください。

月経カップやタンポンなどで重篤な病気といえば、TSSがあります。このTSSの原因は「黄色ブドウ球菌がつくり出す毒素」です。

黄色ブドウ球菌は、食品における実験によれば、「75℃・1分の加熱で効果がある」となっています。

ただし。

黄色ブドウ球菌そのものは常在菌で、私たちの体に普段から存在しています。
そして、黄色ブドウ球菌が作り出した毒素は「30分煮沸しても死滅しません」

「煮沸消毒は数か月に一度でOK」「煮沸消毒は必要ない」という情報サイトもあるのは、このあたりが理由かなと考えています。

TSSに関しては、煮沸で黄色ブドウ球菌の数を減らすのも有効かもしれませんが、

「清潔な手で交換する」
「使用時間を超えない」


という方が重要かもしれません。

もちろん、菌は黄色ブドウ球菌だけではないので、1カ月に1回煮沸するのが無難と考えています。

6,着色が目立ってきた!

お手入れで外せないトピックの二大巨頭が「着色」と「臭い」。

この項目では着色についてまとめます。

★着色の基本
・ある程度の着色は避けられない。
・普段の手入れをしっかりしていれば、体には無害。

★予防策
・経血を流す時は冷水
・色の濃いカップを購入する


一番早いのは、「月経カップは着色するものだ」と割り切ることです。

なぜなら、今からお話しする方法は、少なからずカップを痛める可能性があるからです。

上に挙げた「冷水」の理由は既出の通り。白や透明のカップは特に着色が目立ちますので、気にしてみてください。

また、濃い色のカップを選ぶと着色は目立ちませんが、月経カップ選びで最も重要なのはサイズですので、間違っても色で選ばないようにしてくださいね。サイズで絞った上で選択肢があれば、色も気にするようにしてみましょう。

とは言え「着色するものだ!」と言われても、冷水で洗ってみても、気になるものは気になる!という方のために、ネット上で見かける解決策をシェアしましょう。

カップが痛む可能性があるので、自己責任で行ってください。なお、妖子は未検証です。

★月経カップ着色時の解決方法★
  • オキシドール
  • 蒸留酢
  • レモン汁
海外の検証動画で圧倒的に使われているのが、オキシドールで数時間~2日漬け置くというものです。いくつか動画貼っておきますので、見てみてください。




ここで、注意事項があります。

1つ目は、「検証に使われているカップは着色がひどい」ということです。マイナス10の初期値が、マイナス1になったら大きな変化ですよね。
でも、もともとの着色レベルマイナス1のカップで試みても、マイナス1のままなので期待していたような効果は出ないかもしれません。

2つ目は、「海外のオキシドールと日本のオキシドールは濃度が違う可能性がある」ということです。
確かに、動画の中では水で割っているユーザーもいますので、海外の中でも濃度にばらつきがありそうです。

以上2点を考慮する必要性に気づいたのは、「オキシドールで試したけれど落ちなかった」という日本在住ユーザーさんからのコメントでした。

そういったことを考えると、レモン汁や蒸留酢の方が良いかもしれません。また、日本だったら、お馴染み「セスキ炭酸ソーダ水」を試す価値も大いにあります。

海外で「セスキ炭酸ソーダに浸けてみた」という話は聞いたことがありません。それは、日本のように市販されておらず、自作する必要があるからだと思います。海外では100円均一で売っているオキシドールの方が便利ということですね。

残念なことに、私の所有カップがそこまで着色していないため、検証ができません。皆さんの体験談、お待ちしております!!

7,臭いが気になる!

月経カップは膣内に挿入して使用します。なので、多少の臭いはつきものです。ただ「あまりにも強烈」「いつもと違う臭いがする」といったケースは、病気の可能性もあります。

まずは、臭いの種類を気にしてみましょう。
★臭いの種類★
  • 鉄の臭い
  • チーズの臭い
  • 魚の臭い

これぞまさに「血の臭い」というのが「鉄の臭い」です。なので、正常と言えます。ただ、私の場合は、純然たる血の臭いというのは一度も体験したがことなく、だいたい「鉄の臭い」と「酸っぱい臭い」が混ざっていることが多いです。

この「酸っぱい臭い」というのがまさに「チーズの臭い」に該当します。ヨーグルトなどにも例えられ、いずれにせよ「酸味がある臭い」です。
この酸っぱい臭いの正体は、乳酸菌。雑菌を繁殖させないために、膣の中を酸性に保つ役割を果たしてくれています。つまり、酸っぱい臭いは膣内が健康な証拠、気にする必要はありません。

問題なのは「魚のような臭い」です。何かが腐った臭いと表現することもあります。この場合は、感染症の可能性もありますので、ぜひ一度医師を訪ねてみてください。

ナプキンやタンポンの時は気づかなかったのに、月経カップに魚くささが残ることで、はじめて感染症に気付いたという方もいます。
特に、性感染症の場合は、自覚症状がないことも多いので、むしろカップで気づけたのはラッキーと前向きに捉えて、医師に相談してみてください。

先にも述べたように、「血の臭い」や「酸っぱい臭い」であっても、明らかにいつもより強烈という時は、少し注意した方が良いかもしれません。経血の質や量や色に変化はないか、生理痛がいつも以上にひどくなっていないか、など観察してみてください。

他に、臭いが強くなる原因としてよくあるのは膣の「石鹸負け」です。カップを洗った時に石鹸を十分に洗い流してなかったり、膣にストレスのかかる石鹸を使っていたりすると、膣の中のphバランスが崩れて、匂いが強くなることがあります。
痒くなったり、匂いが強くなったりしたら、「石鹸ちゃんと洗い流したかな?」と振り返ってみてください。

続きまして、臭いがカップについてしまった時の対処法、もしくは、その予防法をご紹介します。まずは基本。

★臭いの予防法★
  • 装着時間を短くする
  • カップ取り外し後のすすぎは必ず冷水
  • 石鹸でよく洗う(そしてよくすすぐ!)
  • 歯ブラシで痛まない程度にこする
  • サイクルの直後に必ず煮沸
  • よく乾燥させる

歯ブラシは、小さい傷がつくのは避けられないので、気になる方は避けた方が無難です。ただ、カップによってはリムの裏側など、指だけでは十分に洗いきれないものがあります。そういったものには有効かと思います。

また、盲点なのは「乾燥」。洗浄した直後だと、臭うことも多々あります。洗濯物を生乾きでくんくんすると、不快な臭いがするのと同じ感じでしょうか。しっかり乾燥させてから、臭いチェックしてみてください。

装着時間を短くするのは、私の感覚では現実的ではないので、無理のない範囲で試してみてくださいね。

さて、それでも臭いがついてしまったという場合は、化学の力に頼ることになります。
ただ、多少カップが痛むのは、避けられません。使うなと言っているメーカーも少なくありませんので、各自の判断で試してみてください。

ちなみに、臭いで困ったことがないため、私自身は未検証です。あらかじめご了承ください。

★臭いの解決法★
  • コレガ/ミルトン
  • レモンジュース
  • お酢
  • オキシドール
  • 日光浴

コレガやミルトンは、メルーナから発売されています。人によっては、コレガよりもミルトンの方が効果があったという方もいます。またどちらもシリコーン製の月経カップにも使えます♪

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レモンジュース/お酢/オキシドールを使用した手順は同じです。お酢は、1:1の割合で水で割って下さい。1時間浸す→水で洗う→煮沸消毒。

日光浴は、効果的という声もある一方で、注意が必要な方法でもあります。直射日光は厳禁ですし、高温過ぎてもカップが痛んでしまう可能性があります。

また、「知らぬ間にペットにおもちゃにされていた」という珍エピソードもあります。かわいそうだけど、聞いた時微笑ましくて笑っちゃいました、ごめんなさい。

もう一度言いますが、化学反応に頼る方法は、多少のダメージは避けられず、推奨していないメーカーも多いです。ご自身の納得のいく方法で検証してみくださいね。

カップの捨て時はいつ?

五感で違和感を感じた時

例えば以下のような状態になったら替え時/捨て時と考えています。

  • どうしても強い臭いが取れない
  • 亀裂が入った
  • ベタついてきた

月経カップの説明書には「1年や2年で交換してください」という注意書きがありますが、一種の定型文のような印象を受けます。「10年使えてエコ!」と宣伝しているわりに「そりゃないだろー・・・」とがっかりポイントでもあるのですが、医療機器の決まりなのかもしれません。

細かいことはわかりませんが、ケアをしっかりしていれば、10年使えるのは嘘ではありません。実際に海外では一つのカップを10年以上使っている人はゴロゴロいます。

ただ、目で、鼻で、感触で認知できる欠陥が確認出来た時は、1年だろうと、5年だろうと、10年に達していなくても交換時期と捉えましょう。

潤滑剤や石鹸に間違った商品を使っていると、劣化が早まるので注意が必要です。

まとめ

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!いかがでしたか?

文字にすると仰々しいですが、実際にやってみると、そこまで面倒ではありません。

むしろ、私なんかは月経カップが快適すぎて、感謝の気持ちが入るので、洗浄行程さえ愛おしいです。「いつも快適にしてくれてありがとう」と。

あまり神経質になりすぎず、ポイントを押さえたお手入れが大事、というのが妖子の意見です。言っても、私も面倒くさがりですから。

皆さんが愛用している石鹸/ソープやお手入れ方法などがありましたら、是非コメント欄で教えてください!