【徹底解説】月経カップでかゆい!かゆみの原因は何?【マニア妖子の体験談】
こんばんは、妖子です。
月経カップデビュー以来、私が直面した中で、最も原因究明が難しかったトラブルのひとつが
「かゆみ」
でした。
困っている人の、お役に立ちますように!
・知らない単語が出てきたら
月経カップ用語集でチェック!
月経カップ用語集でチェック!
当記事には、アフィリエイトの商品を含みます。
突然やってきた猛烈なかゆみ
【体験談】

かゆい!かゆい!かゆい!
今まで月経カップを使っていて、こんなことなかったのに、そのかゆみは、生理5日目に突然やってきた。
友人とバーで飲んでおり、席を立ったのは入店から4時間が経った頃。
席を立ちあがった瞬間、股間に異常を感じたのです。
当時「ステムを切る」という発想がなかったので、
ステムが完全に膣から出た状態でした。
普段からステムが当たって異物感は常にあったものの、かゆみは初体験。
なぜこのタイミング?
お酒か?
長時間座っていたことで、ステムとこすれて、皮膚が炎症を起こしたか?
挿入の時、グリグリと膣の入口いじめたっけ?
原因不明のまま、電車の中もモジモジしながら、なんとか帰宅。
その後もカップを使用していると、どうしても痒くなるので、そのサイクルは大人しくナプキンで過ごしました。
しかし、困った・・・。
ナプキン生活に戻るようなことがあってはならない。
もうカップなしの生活なんて、考えられないのに!!
日本語では、あまりにも情報が少ないため、3倍の時間をかけて海外の掲示板を読み漁り、ひとつの原因にたどり着きました。
月経カップのかゆみの原因(1)
【体験談】

原因は、石鹸(せっけん)でした。
原因候補はいくつかあったのですが(のちに紹介)、一番手っ取り早そうだったので、とりあえず実験することに。
次の生理期間中は、月経カップに石鹸の使用は禁止し、水道水だけで洗うようにしました。
水道水「だけ」に抵抗がなかったわけではありませんが、膣内の自浄作用を信じて、今後のためにも、妖子の膣には付き合ってもらうことにしました。
なんと、その実験は、すぐに結果を出します。
石鹸の使用を中止した途端、かゆみは綺麗サッパリなくなりました。
その後、石鹸を復活させ、すすぎをメチャクチャ丁寧に行ったところ・・・。
かゆみが復活することは、ありませんでした!!
原因は、石鹸のすすぎ不足だったようです。
原因がわからないと、なかなか解決しないけれど、原因がわかると簡単に解決してしまう月経カップ・・・。
「ふぅぅ・・・」と安心した妖子でございました。
この時の体験は、お手入れ動画に生きている次第です。
★お手入れ動画はこちら★
一般的なかゆみの原因(1)
石鹸のすすぎ不足が、かゆみの原因になることは、私の体験からおわかり頂けたと思います。それ以外にも、かゆみの原因になることがいくつかありますので、シェアいたします。
ひとつ目は、
「ステムがこすれている」
です。
この解決策は超簡単。
ステムを適切な長さに調節するだけ。
特に、ローサベの人は気を付けましょう。
一般的なかゆみの原因(2)
これは初心者あるある。膣を必要以上に、いじってしまう。
最初はうまくいかずに、何度もカップを出し入れさせたり、膣の入口をグリグリいじってみたり・・・
本当によくあります。
私も
「もぅ力技じゃ~!どりゃ~!」
と押し込んだ経験は、数知れず。
同じことをしても、全員にかゆみが出るわけではありませんし、多少力技で挿入しても慣れると平気になります。
カップデビューしたばかりの人や、体調が優れない人は、気を付けましょう。
カップを十分に水で濡らし、それでも難しければ、潤滑剤をうまく利用すべし!
★妖子オススメの潤滑剤★
一般的なかゆみの原因(3)
潤滑剤は、スムーズな挿入を助けてくれる素敵アイテムですが、相性が悪い成分が含まれていると、かゆみの原因になることがあります。潤滑剤も奥が深いので、ここでは簡単にまとめておきます。
★潤滑剤の選び方
・水溶性 / ウォーターベース
・無香料
・水溶性 / ウォーターベース
・無香料
・ポリアクリル酸ナトリウムが配合されていない
※あくまでも「月経カップ」と併用する際の注意点です。
潤滑剤に関しては、別の記事にて取り上げます。
一般的なかゆみの原因(4)
これは、とても珍しいケースと、言われていますが、「素材が合っていない」です。
日本市場の月経カップはシリコーン製か、TPE製です。
シリコーンアレルギーの人は、TPE製のメルーナのみ使用できます。レアケースとはいえ、自分を守るために知っておきましょう。
一般的なかゆみの原因(5)
意外とよく聞くのは、カンジダになったという話。
最初に言っておくべきなのは、
月経カップそのものが、悪さをしているケースは、ほとんどない、
ということ。
実際、月経カップにしてからは、カンジダになりにくくなったという人の方が目立ちます。
月経カップにしたことで、
「化学繊維のアイテムを、利用する必要がなくなったから」
「蒸れから解放されたから」
などなど、理由は多岐にわたります。
では、なぜカンジダになる人がいるのか。
これもまた、いろいろと理由がありますが、主に先に挙げてきた原因が、関係していると考えられます。
石鹸のすすぎ不足や、必要以上に膣をいじってしまった、など。
装着しっぱなしも原因の一つと言われているので、12時間OKのカップでも、早めの交換を意識することは有効かもしれません。
その他には、
そもそも体調が良くなかったり、
カンジダに悪影響と言われている、糖質や発酵食品の過剰摂取が重なったり、
カンジダになりやすい生活習慣の影響が、少なくないかもしれません。
とはいえ、100%絶対はありませんので、月経カップを使用して、カンジダになったと思ったら、
とりあえず、使用は中止をして、様子を見る
のが最善策だと思います。
また、余談ですが、月経カップを使用することで、
カンジダ以外の性感染症に気づいた
というケースがあります。
今まで気づかなかった悪臭によって、性感染症が判明したというケース。
性感染症の自覚症状は、かゆみよりもおりものや臭いの異常が多いため、
かゆみとの関連性は低いかもしれませんが、知識として知っておいても損はないですね。
月経カップで、万が一、性感染症が見つかった場合、
ラッキーと捉えましょうね!
女性の性感染症は、自覚症状がないケースが多く、
長年「感染しっぱなし」が一番怖いのです!!
見つかれば、治療すれば良いだけ!
ポジティブ、ポジティブ!!
原因(7):花粉症など

盲点なのは、月経カップ以外の生理用品。
可能性を捨てきれないのは、
「花粉症時期に、外干しする、布ナプキンや吸水ショーツ」。
皮膚が痒くなる「花粉皮膚炎」があることを考えると、この時期の布ナプキンやショーツは、念のため室内に干した方が無難かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?思い当たる節はありましたか?
★かゆみ原因まとめ★
・石鹸によるかぶれ
・ステムが当たっている
・膣を必要以上に触っている
・間違った潤滑剤などを使う
・素材が合ってない
・カンジダ/性感染症
・花粉のついた下着など
・石鹸によるかぶれ
・ステムが当たっている
・膣を必要以上に触っている
・間違った潤滑剤などを使う
・素材が合ってない
・カンジダ/性感染症
・花粉のついた下着など
月経カップを使っていて、かゆさを感じたら、自分の行動を冷静に振り返ってみましょう。そして、
絶対に無理をしないこと!!!
なんだかんだ、これが一番大事です。



この投稿へのコメント
自分はまだ使用していませんが、こういう事前情報かなり助かります!シェアありがとうございます。
コメントありがとうございます!今後はブログにも力を入れていこうと思います!マニアックな情報発信を目指して!