【最後の難関?!】月経カップを外出先のトイレで交換せよ!コツやお役立ちアイテムを紹介【マニアの妖子】
こんばんは、妖子です。
「外出先での交換が、うまくできる自信がない」。
とてもよく耳にする「交換の不安」。
実際、月経カップをマスターする上で、外出先での交換は「一番の難関」であり、
「超えるべき最後の壁」と言っても過言ではないと思います。
でも、ハッキリ申し上げておきましょう!
交換できるか不安で、月経カップに一歩踏み出せない人がいたら、
非常にもったいないです!
その理由と、外出先で交換する時のポイントやコツ、お役立ちアイテムをシェアいたします。
これであなたも月経カップマスター!!
装着しているカップを外し、経血を捨て、すぐさま同じカップを装着すること。
用語集はこちら!
そもそも交換不要パート1
月経カップは、使い捨てナプキンやタンポンに比べると、容量が大きいです。
ブランドの個体差はありますが、平均的なサイズでも、普通の日用タンポンの2.5倍程度の容量があります。
したがって、出かける前にカップをつけたら、帰ってくるまで一度も交換せずに過ごせる人もいます。
ただし、何時間で交換が必要になるかは、デビューしてみないとわかりません。
1つ目のカップは、容量ではなくサイズで選ぶようにしましょう!
そして、12時間交換しなくても済む月経カップは、2個目以降に検討しましょう。
そもそも交換不要パート2
今から言うことは、とても重要なので、是非覚えておいてください。
月経カップデビューしたからといって、月経カップ以外の生理用品が、使えなくなるわけではありません。
外出先での月経カップ交換が難しければ、
他の生理用品と、うまく組み合わせることも検討しましょう。
私は月経カップユーザー歴6年目になりますが、外出先での交換は苦手です。
というより、とても面倒くさいので、なるべく、したくない。
そんな私が採用している手段は、使い捨てナプキンで家を出て、外出先で使い捨てナプキンから月経カップに切り替えるという方法です。
私の場合、挿入時に手を汚すことは、ほとんどないため、この方法であれば、さほど苦労はありません。
挿入の利便性も考えて、スカートや、伸縮性のあるボトムスを着用すれば完璧。
荷物や手間、かかる時間を総合的に判断して、このスタイルが私には一番合っています。
(不快だから本当はナプキンしたくない、という本音は一旦脇に置いておきます。)
月経カップを外出先で交換したくない人は、ベストな生理用品の組み合わせを見つけてみましょう。
交換時のポイント
ポイントはひとつだけです。
自信を持って自宅のトイレで交換できるようになるまで、
外での交換は避ける、
ということ。
月経カップに慣れていても、外での交換は想定外なことが起こります。
・個室が数個しかない
・混んでる
・個室が狭い
・荷物を置く場所がない
などなど。
職場や学校の慣れたトイレならまだしも、初めて行くトイレはどのような環境かわからず、その都度工夫が必要になります。
慣れない中で交換しようとすると、どうなるか。
間違いなく
焦ります。
焦ると、何もかも、うまくいきません。
最悪カップを便器インさせたり、流してしまったりするかもしれません。
自宅のトイレでスムーズに交換出来るようになるまでは、他の生理用品もうまく使いましょう。
お役立ちアイテム
出先の交換で困るのは、なんと言っても
「手の汚れ」。
ここでは役立つアイテムを紹介しましょう!
・楽な持ち運び
・コスパ
・指の洗浄
・膣周りの洗浄
・スピーディーさ
などなど。
個人によって重視するポイントは異なると思うので、いろいろ検討してみてください。
共通しているのは、
「膣」にも「月経カップ」にも、やさしい成分であること。
具体的には、香料やアルコールなど刺激物が含まれている商品は避ける、ということです。
特に肌が弱い人は、その商品がどの部位に使えるか、どんな成分が含まれているかを調べるようにしましょう。
これから出てくる商品は、CPNが実際に使っていたり、実践していたりする実用的な内容です。
(ブランドは私の方で調査しました。)
是非参考にしてくださいね!
水を入れたペットボトル

私が必ず常備するアイテム。
お金がかからず、500~600mlの水を使えるのが素晴らしい。
蓋のおかげで、こぼれないのも地味に助かる。
ただし、バッグの中でかさばるランキングは1位と思われます。
バッグ内の場所を取るのが嫌な人は、次のアイテムも見てみましょう。
文字通り折り畳めるので、コンパクトに収納できます。
100円均一でも手に入りますし、月経カップの各メーカーからも販売されています。
容量と質はメーカーによって多種多様。
私がダイソーで購入したカップは、ふにゃふにゃで頼りない印象でした。
Amazonのリンク先は、フェアリーカップシリーズのメーカーが出している商品です。
逆三角形の形で安定感は欠けますが、ダイソーに比べれば雲泥の差。
「安定感」と「取っ手」で評判なのは、画像と楽天のリンク先です。販売元はEVEカップ。
この他、アウトドアメーカーなどからも多数出ています。
水の量をあまり必要としないCPNは、紙コップを利用しているケースもあります。
CPNの中でも使用者が多い清浄綿。
「清浄綿」とは、脱脂綿に薬液を浸み込ませ、密封・個包装された商品です。
ひとつひとつが薄く小さいので、持ち運びにも便利。
こちらもいろいろなメーカーから出ていて、大きさや水分量、使い勝手などに差があるようなので、是非サーチしてみてください。
上で紹介している清浄綿はコスパで選びました(私は使ったことありません)。
清浄綿で検索をすると、こんな商品もありました!
一般的な清浄綿は、ベンザルコニウム塩化物が含まれていますが、こちらはそれが含まれていません。
ベビー用品で知られるアメジストから発売されています。
滅菌精製水と天然コットンだけを使用したウエットコットンです。
デリケートな部位に使用する成分は極力シンプルなものが良い、そんな人はトライしてみてはいかがでしょう。
こちらもいろいろな商品がありますが、moonyを選出した理由は、
「デリケートゾーン用シート」と成分が同じ
という情報を見つけたからです。
成分が同じと噂の商品がこちら。

※仕様変更している際はご容赦を。
成分はメーカーで微妙に異なるので、気になる人は注意してくださいね。
おしりふきはトイレに流せる商品が多い点や、シートが大きめなのもポイントです。
とはいえ、古いトイレなどは詰まる心配もあるので、臨機応変に対応しましょう。
サイズや厚みなどを考慮せず、純粋な1シートの単価を考えた時、「濡れているペーパー」系では最も安価です。
携帯を考慮し、パッケージサイズに配慮されている商品が多く、いろいろなシーンで使えるのもありがたい。
紹介している商品は、激落ちくんシリーズで有名なメーカーから出ています。
ウェットティッシュには、「除菌」や「アルコール含有」も多くありますので、成分には十分気を付けましょう。
はなっから手を汚さないという点で、最強。
そして、ダイソーであれば120枚110円で手に入るので、コスパも文句なし。
使い終わったら、ひっくり返して、そのままサニタリーボックスに捨てれば終了。
セクシーアイテムと思い込んでいる人がいたら、今日から改めて頂きたい!!
画像を見て、
「履く順番、間違えてない?」
と思った人。
ストッキングの上から、ショーツを履くことで、
トイレの度に、ストッキングを上げ下げする必要が、なくなります!
月経カップの交換時、足首にストッキングやら下着やらが渋滞し、思うように足が開かない経験をしたことがある人も多いのでは?
これで、ひとつ渋滞の原因を取り除くことができます。
もちろん太もも丈のストッキングでも良いのですが、
「ずり落ちない」というのがポイント。
ストッキングを履いたまま用を足す行為が、最初とても気持ち悪いので、是非とも体験して頂きたい笑。
そして、私のように「太もも太め族」の皆さんは、食い込む可能性があるので、太ももゆるめ仕様の商品がおすすめ。
また、太もも内側の布地を経血で汚してしまう可能性はあるので、慣れは必要。
この商品は、月経カップに関係なく、
「ストッキングの蒸れ」や「股ずれ」に悩んでいる人には、
是非一度試して欲しい!
リンク先はコスパで選びましたが、ATSUGIなどの有名メーカーからも出ています。
いろいろと紹介していきましたが、
この他、何かあった時のために、使い捨てナプキンやジップロック、スーパーの袋などを持っていると安心。
カップを便器内に落とす、床に落とすなどの失態を考えた時、ナプキン1枚あると心の余裕が違います。
そして、カップを家に持ち帰るのに、ジップロックがあれば何の苦労もありません。
ジップロックは本当に便利!
なお、自分さえ良ければ、カップ交換時に、無理にカップの洗浄をする必要はありません。
経血を捨てたら、何もせずにそのまま再挿入OKです。
筆者のやらかしエピソード
今でも忘れられない大失態。
なんとそれはディズニーランドで起こりました。
生理の2日目。まだ低用量ピルを服用する前で、それなりに量があった当時。
意気揚々とディーバカップを膣内に入れて入園しました。
TDR with 月経カップは初体験!
(なんなら後にも先にも、カップと共にインパしたのはこの時だけ。)
「今までの私とは一味違うぜ!!!よほほ!」と
メチャクチャ強気でしたが、
完全にフラグでした。
パーク内でカップを交換したのは2回。
1回目はスムーズに交換できたのですが、タンポンやナプキンに比べれば時間はかかります。
そこそこ友人を待たせてしまったのが、気になっていました。
連れのトイレを、アトラクションのごとく待たせてしまうのは、気が引けるというもの・・・
そして、問題が起きたのは、閉園差し迫る2回目の交換。
「友達を待たせてしまう!」「電車に間に合わない!」という二重のプレッシャーに負け、
全く入らない。
「ごめん、カップ入らないから先に帰ってて!」と個室から友人にメールをし、
ひとつプレッシャーを減らしたところで再挑戦。
入った・・・。
本当に人間って単純というか、なんというか・・・
おかげ様で予定していた電車は乗り過ごし、次に来た電車は車両トラブルで30分遅れ。
この日一番の思い出&一番の待ち時間となりました(涙)。
これを境に「友人がいる時は無理をしない」をモットーに掲げ、ジップロックとナプキンを持ち歩くようになりました。
何事も経験。こうして強くなるのです!
今となっては良い思い出ですが、これを読んだ皆さんは、それなりの対策をしてレジャーを満喫してくださいね。
余談ですが、連れの友人は、もともと月経カップに対する恐怖心が強かったので、今回の件で、さらにネガティブな印象を持ったことでしょう。
反省。
最終的には慣れ
外出先での交換をスムーズに行うためには、
「自宅トイレでの練習」
「お役立ちアイテムの活用」
がカギになると言えます。
そして、
「無理して月経カップを使う必要はない」
という、最も根本的なアイディアを忘れないでください。
私は今でも、家を出る時はナプキンで、外出先のトイレでナプキン → 月経カップにすることがあります。
ナプキンは不快極まりないですが、
ナプキンだけだった時の生活に比べれば、天と地ほどの差
があります。
今までの生理ライフに「月経カップ」という選択肢が加わることで、皆さんのお出かけが少しでも快適になることを願っています!
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