閉経目前!でも、月経カップが気になる!デビューする?諦める?更年期や尿漏れなどのトラブルも続出。
こんばんは、月経カップアドバイザーの妖子です。
この活動をしていると、こんなコメントを頂くことがあります。
『月経カップ、気になっています。
でも、閉経が近いため、
なかなか使用に踏み切れません。』
そんな時、私からお返しするのは、決まって、
『迷っているなら、デビューしましょう!』
というもの。
もちろん、無責任に発言しているのではなく、当コミュニティに寄せられる経験談がベースになっています。
人生の先輩であるCPNからのアドバイスを、総動員した当記事。
生理のラストスパートを迎えた、迷える人々にとって、ヒントになれば、とても嬉しいです。
それでは、今日も元気にいこう!!!
用語集はこちら!
閉経とは?
ワンフレーズで表現すると、
『生理が終わること』。
一度、閉経を迎えると、股から血が出てくることは、二度とありません。
はぁ・・・
なんて素敵なんでしょう!
この閉経は、昨日まで通常運転で来ていた生理が、スパッと、突然来なくなるものではありません。
フェードアウトにて、閉経を迎えるのが一般的です。
経血が多くなったり、少なくなったり、生理周期がバラバラになったり・・・・。
まるで、ジェットコースターのような変化を経由して、3カ月に1度、6カ月に1度となり、
最終的に、1年間、生理が来なければ、それを『閉経』と定義します。
閉経直前とカップは相性バッチリ!?
前述の通り、閉経前は、経血の量や周期が大きく乱れがちです。
たとえ少量だとしても、体の外に出て来るのだから、対処はしないといけない。
でも、量が少なくなると、タンポンは痛い。
生理期間が2週間もある時は、タンポンは痛いし、ナプキンは不快。
そんな時、活躍するかもしれないのが、月経カップです。
量が少なくなって、入れにくくても、潤滑剤があれば、難なく挿入できます。
しかも、交換不要で、12時間を快適に過ごせるかもしれません。
(月経カップは、体の中で経血を溜めて、最長12時間装着できます。)
加えて、経血の状態や量をチェックしやすいので、
『閉経までのカウントダウンがわかりやすい』、という声もありました。
なるほど、やはり、経験者の声に勝るものはないですね。
先輩ユーザーからの情報提供に、大感謝です。
カップ使用のラストチャンス
この章の内容は、月経カップヲタクならではの、独特な視点かもしれませんが、
せっかくなので、シェアさせてください。
閉経が迫っていて、月経カップが気になっている人にとって、
今が、月経カップを現役で使用できる、最後のチャンスである
と言えます。
なんとなく『閉経が近いなぁ』ということはわかっても、
閉経の確実な日程を捉えることは、
現代医学の力をもってしても、不可能です。
迷ったあげく、そろそろ閉経と思われる時期にカップデビューした結果、そこから生理が5年続く、なんてこともあるかもしれません。
そうなれば、5年間は、快適な生理生活を過ごせる可能性があるのです。
逆に、月経カップデビュー直後に、閉経した場合でも、その経験は無駄にはならないと思います。
使ったことがない人に、自分の体験談として、伝えることができるからです。
『私はデビューが遅くて、後悔したから、気になっているなら、早めにデビューした方が良い』と
経験を元に、アドバイスできます。
説得力が違いますよね!
まさに、いま、私が行っている活動と同じで、
自分の発言が、誰かの人生を少しだけ良くするというのは、とても嬉しいことだと感じます。
閉経前後は更年期
ここからは、余談ですが、更年期についても、少しだけ触れておきます。
閉経を50歳としたら、45~55歳の期間を、『更年期』と呼びます。
そして、閉経に関連した不調により、日常生活に支障が出る状態を、
『更年期障害』と言います。
この言葉は、ほとんどの人が耳にしたことがあると思いますが、
治療が可能だという事実は、どれだけの人が知っているでしょうか?
ホットフラッシュ、ナイトスウェット、不眠、不安、うつ状態、集中力の低下などなど・・・。
更年期の症状は、多岐に渡ります。
『もしかして・・・』と思ったら、病院の受診をおすすめします。
産婦人科はもちろん、内科などでも見てもらえるようです。
かかりつけの医師に相談するのでも、良いと思います。
とにかく・・・・
我慢しない!!
そして、尿漏れ問題
閉経前後のトラブルは、まだあります。
更年期障害と合わせて、有名なのは、
尿漏れ。
女性は、体の構造上、切迫性尿失禁や、 腹圧性尿失禁が多いと言われています。
尿漏れにもいろいろあり、原因や対策が変わるのです。
女性の多くの尿漏れに効果がある、とされているのが、
骨盤底筋運動。
人生100年時代。
骨盤底筋の健康は、『健康寿命』を伸ばすためにも、極めて重要です。
今から、是非トレーニングしてください!
特に、出産を機に、尿漏れが始まった人などは、対策をしないと悪化する可能性もあります。
私のYouTubeにも、動画があり、座学と実践に分かれています。
実は、骨盤底筋の健康は、月経カップとも深い関わりがあるのです!
突然の強い尿意を感じ、我慢ができず尿が漏れる
・腹圧性尿失禁
咳やくしゃみなどで、腹圧がかかると漏れる
まとめ
『月経カップを現役で使える最後のチャンス』と捉えてのデビューはあり。
今回は、閉経から派生して、余談も多くなりましたが、
生涯を通して、皆さんが健康でいられることを願っております!
悔いのないカップライフを。
グッドラック!
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