閉経目前!でも、月経カップが気になる!デビューする?諦める?更年期や尿漏れなどのトラブルも続出。

こんばんは、月経カップアドバイザーの妖子です。


この活動をしていると、こんなコメントを頂くことがあります。


『月経カップ、気になっています。


でも、閉経が近いため、


なかなか使用に踏み切れません。』



そんな時、私からお返しするのは、決まって、


『迷っているなら、デビューしましょう!』


というもの。


もちろん、無責任に発言しているのではなく、当コミュニティに寄せられる経験談がベースになっています。


人生の先輩であるCPNからのアドバイスを、総動員した当記事。


生理のラストスパートを迎えた、迷える人々にとって、ヒントになれば、とても嬉しいです。


それでは、今日も元気にいこう!!!



わからない単語が出てきたら、当サイトの用語集でご確認ください!
用語集はこちら


月経カップ × 閉経

  1. 閉経とは?
  2. 閉経直前とカップは相性バッチリ!?
  3. カップ使用のラストチャンス
  4. 閉経前後は更年期
  5. そして、尿漏れ問題
  6. まとめ

閉経とは?

ワンフレーズで表現すると、


『生理が終わること』


一度、閉経を迎えると、股から血が出てくることは、二度とありません。


はぁ・・・


なんて素敵なんでしょう!


この閉経は、昨日まで通常運転で来ていた生理が、スパッと、突然来なくなるものではありません。


フェードアウトにて、閉経を迎えるのが一般的です。


経血が多くなったり、少なくなったり、生理周期がバラバラになったり・・・・。


まるで、ジェットコースターのような変化を経由して、3カ月に1度、6カ月に1度となり、


最終的に、1年間、生理が来なければ、それを『閉経』と定義します。

閉経直前とカップは相性バッチリ!?

前述の通り、閉経前は、経血の量や周期が大きく乱れがちです。


たとえ少量だとしても、体の外に出て来るのだから、対処はしないといけない。


でも、量が少なくなると、タンポンは痛い。


生理期間が2週間もある時は、タンポンは痛いし、ナプキンは不快。


そんな時、活躍するかもしれないのが、月経カップです


量が少なくなって、入れにくくても、潤滑剤があれば、難なく挿入できます。


しかも、交換不要で、12時間を快適に過ごせるかもしれません。


(月経カップは、体の中で経血を溜めて、最長12時間装着できます。)


加えて、経血の状態や量をチェックしやすいので、


『閉経までのカウントダウンがわかりやすい』、という声もありました。


なるほど、やはり、経験者の声に勝るものはないですね。


先輩ユーザーからの情報提供に、大感謝です。

カップ使用のラストチャンス

この章の内容は、月経カップヲタクならではの、独特な視点かもしれませんが、


せっかくなので、シェアさせてください。


閉経が迫っていて、月経カップが気になっている人にとって、


今が、月経カップを現役で使用できる、最後のチャンスである


と言えます。


なんとなく『閉経が近いなぁ』ということはわかっても、


閉経の確実な日程を捉えることは、


現代医学の力をもってしても、不可能です。


迷ったあげく、そろそろ閉経と思われる時期にカップデビューした結果、そこから生理が5年続く、なんてこともあるかもしれません。


そうなれば、5年間は、快適な生理生活を過ごせる可能性があるのです。


逆に、月経カップデビュー直後に、閉経した場合でも、その経験は無駄にはならないと思います。


使ったことがない人に、自分の体験談として、伝えることができるからです。


『私はデビューが遅くて、後悔したから、気になっているなら、早めにデビューした方が良い』と


経験を元に、アドバイスできます。


説得力が違いますよね!


まさに、いま、私が行っている活動と同じで、


自分の発言が、誰かの人生を少しだけ良くするというのは、とても嬉しいことだと感じます。

閉経前後は更年期

ここからは、余談ですが、更年期についても、少しだけ触れておきます。


閉経を50歳としたら、45~55歳の期間を、『更年期』と呼びます。


そして、閉経に関連した不調により、日常生活に支障が出る状態を、


『更年期障害』と言います。


この言葉は、ほとんどの人が耳にしたことがあると思いますが、


治療が可能だという事実は、どれだけの人が知っているでしょうか?


ホットフラッシュ、ナイトスウェット、不眠、不安、うつ状態、集中力の低下などなど・・・。


更年期の症状は、多岐に渡ります。


『もしかして・・・』と思ったら、病院の受診をおすすめします。


産婦人科はもちろん、内科などでも見てもらえるようです。


かかりつけの医師に相談するのでも、良いと思います。


とにかく・・・・


我慢しない!!

そして、尿漏れ問題

閉経前後のトラブルは、まだあります。


更年期障害と合わせて、有名なのは、


尿漏れ


女性は、体の構造上、切迫性尿失禁や、 腹圧性尿失禁が多いと言われています。


尿漏れにもいろいろあり、原因や対策が変わるのです。


女性の多くの尿漏れに効果がある、とされているのが、


骨盤底筋運動


人生100年時代。


骨盤底筋の健康は、『健康寿命』を伸ばすためにも、極めて重要です。


今から、是非トレーニングしてください!


特に、出産を機に、尿漏れが始まった人などは、対策をしないと悪化する可能性もあります。





私のYouTubeにも、動画があり、座学と実践に分かれています。


実は、骨盤底筋の健康は、月経カップとも深い関わりがあるのです!




・切迫性尿失禁
突然の強い尿意を感じ、我慢ができず尿が漏れる
・腹圧性尿失禁
咳やくしゃみなどで、腹圧がかかると漏れる

まとめ

・閉経直前も、月経カップは活躍することがある。
『月経カップを現役で使える最後のチャンス』と捉えてのデビューはあり。
・閉経前後は、更年期や尿漏れなどのトラブルがつきもの。しっかり対策を。
・閉経までのプロセスや、更年期の症状には、個人差が大きい。


今回は、閉経から派生して、余談も多くなりましたが、


生涯を通して、皆さんが健康でいられることを願っております!


悔いのないカップライフを。


グッドラック!