【美術展レビュー5】展示会『こわいもの』@ヴァニラ画廊 銀座:感想
こんばんは、妖子です。
呪物展、間に合わなかった!
そんな人に朗報です。
怖い絵画や呪物、オブジェなど、『こわいもの』を集めた展示会はいかがでしょう?
まだまだ怖い夏は、終わらないのです。
展示物の画像が出てきますので、怖いのが苦手な人は注意!!
それでは、今日も元気に、レビューいってみよう。
シリアルキラー展で、訪れたギャラリーが舞台。
平日の14時頃訪れたら、お客さんは私以外おらず、
すんごい怖かったです。
受付のスタッフさんが、いてくれて良かった・・・
このギャラリーは、とても小さい上に、部屋が2つに分かれています。
階段を降りて、右手の部屋の照明が、落とされているのですが、
部屋に入ろうとしたその瞬間、
足の動きが止まってしまった。
何が飾ってあるかは、お楽しみ
誰もいない展示会は、ストレスゼロで素晴らしいのですが、
こういうデメリットもあるのか(一人ゆえに怖い)、とはじめての体験でした。
部屋の前で、しばらくもじもじ(?)してたら、スタッフさんが、裏の倉庫に入っちゃった!
いやぁ、一人にしないで~!!
恐る恐る入ってみると、呪物や幽霊画など、おどろおどろしい展示ばかりで、
照明も暗いし、背後から視線を感じるしで・・・。
左手の部屋とは、全く異なる空間でした。
ただ・・・
慣れとは、すごいもので、足を踏み入れて1分後には、
平常心に、戻っていました。
『結局、人間が、一番怖い』。
これが、腹に落ちた奴は、強いのだ!!
前回の呪物展は、『怖さ』というよりも、時を超えて、人間の生死をリアルに感じる『オカルト要素』が強かったけれど、
ホラーレベルは、当展示の方が、数倍高く、ちゃんと怖い『エンタメアート』と言った感じです。
私は、どちらも好きです。
特に、SMエロティックお姉さんを題材にした作品は、メチャクチャ恰好良かったです。
エアロスミスのCDジャケットデザインや、犬型ロボット「アイボ」のデザインを手掛けるなど、
各方面で活躍する空山基氏の作品は、イメージと異なり、驚きました。
他にも、ゲーム「SIREN」で、屍人のデザインを担当した、高橋美貴氏の作品や、
『検索してはいけない画像』で有名な、相蘇敬介氏の作品も堪能できます。
撮影OKだった作品を、何作か載せておきます。
ちなみに、暗い部屋の作品は、この中にはありません。
是非、実際に、体験してみてください。
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