【美術展レビュー4】『祝祭の呪物展 2024 《東京》』:感想
こんばんは、妖子です。
行ってきました!呪物展!
ブログに展示会のレビューを残しはじめて以来、
一番ワクワクしたかもしれない!
怖いだけじゃない、おどろおどろしいだけじゃない。
説明文を読むと、思わず笑ってしまう『逸品』もチラホラ。
ユーモアも忘れない、さすがは田中さん。
次回は、田中さん自身の解説が聞けるツアーに参加したい!
(ツアーはもちろん、すでに完売。)
また、人生の楽しみが、ひとつ出来ました。
それでは、元気に、レビュー行ってみよう!
展示会で会える呪物も多数出てきます!
展示会の詳細
東京2024年7月17日~8月3日
下記、チケットサイトから引用。
昨年、一昨年と2年連続開催し、東阪+札幌で大盛況となった「祝祭の呪物展」。
本年も呪物コレクターには田中俊行を迎え、アシタノホラー®主催「祝祭の呪物展」を開催いたします。
オカルトコレクター田中俊行が所有する数多の “呪物コレクション” の中から、約40点を展示。
チケット → https://t.livepocket.jp/t/fqhic
グッズ一覧 → https://astnhorror.official.ec/
展示会場は、東京タワーの3階。
私は昼に訪れましたが、オススメは
東京タワーがライトアップされる夜の時間帯。
個人的な感性ではありますが、東京タワーのライトアップは、美しさと華やかさの中にも、
ノスタルジーや、儚さ、不気味さも兼ね備えていると思うのです。
会場周辺の雰囲気から、楽しんでみてはいかがでしょうか。
展示会場は、こじんまりしていて、素通りしてしまいそうな入口のたたずまい。
『ここから先は、チケットが必要です!』と言われている人が、何人かいました笑。
フロアの片隅で、ひっそりと開催されているのも良かったです。
怪しい音楽が、ずっとかかっていますが、ライトはしっかり明るいですし、
怖すぎる雰囲気は、ありません。
ほとんどのアイテムは、ケースに入ることなく、野ざらし(?)で展示されていますので、
間近で、細部まで、見ることが出来ます!
展示はもちろん、個性豊かで、センスの良いグッズも、見ていて楽しかったです。
サイトには掲載されていないグッズも、たくさんありました。
上記グッズサイトから拝借
妖子のお気に入り
現地では、撮影OK / SNS OKのアイテムがほとんどで、
今回は、私にしては(←滅多に写真取らない) 、メチャクチャ撮影してきました!
でも、、、やっぱり画面に収めてしまうと、魅力や迫力は、半分以下(泣)。
とはいえ、せっかくのデータなので、ここから先は、妖子撮影の写真を披露していきます。
パンチの利いたヴィジュアルもありますので、心して見てください!
言っときますが、妖子の『怖くない』は、
割とバグってますからね?
それでは、断りを入れたところで、画像タイムいきましょう(苦手な人のために、ここから数行の改行が入ります)。
まず、一番怖かったのは、コレ。
タイトル:「おばけのおかあさん」
『ヴィジュアルから受ける怖さ』という意味では、シンプルに一番記憶に残った。
説明を読むと、『インディーズ母ちゃん』などとカジュアルに解説されているが、怪奇現象をもたらすとのことで、
しっかり、呪われて、いらっしゃる!!
カッ!と開いた眼球が赤いのは、何か意味があるのでしょうか・・・。
そして、妖子のお気に入りはこちら。
タイトル:「Gangimari Frog」
ストーカーを撃退した、縁切りの蛙。
こんなカラフルで、『ナウい』呪物が存在して良いのか。
そして、
『がんぎまり蛙』の名づけ親は、センスのかけらを分けて欲しい。
主催側もお気に入りのようで(というかお金の匂いがした?w)、グッズでも、けっこう見かけました。
これのTシャツあったら、買ってたかも。
撮影してきた写真
タイトル:ホムちゃん
田中氏のためのオーダーメイド品
タイトル:呪いの絵画
エピソードが怖い
タイトル:デスマスク
目が合うらしい。
タイトル:秘密結社ビザンゴの戦士像
子供の身長くらい。展示内で最大サイズ
タイトル:ジーン松シモンズ人形
解説読んで思わず笑った。
まとめ
『確かに不気味だけど、怖くはない。
昔の人間も必死に生きた証だ。』
はじめて呪物を生で見た私の、正直な感想です。
今も、昔も、人間の根本は不変で、
愛したり、祈ったり、羨んだり、恨んだり、願ったり、悲しんだり、怒ったり、
感情や、人生をコントロールしようとした結果、
呪物が生まれたと考えると、『怖さ』とは異なった感情が芽生えます。
『呪物』ではありますが、幸運をもたらすアイテムも少なくないため、呪物は見かけによりませんね。
ちなみに、アイテムによっては、撮影禁止もありました。
また、血痕が生々しく、撮影を控えた物もあります。
怖くないって書いたけど、
無理な人は、無理です笑。
全員におすすめできる展示会ではありませんが、
世界各国、日本中から、東京タワーに集結した『呪い』を、この夏、体感してみてはいかがでしょう。
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